さよなライオン~MGMのライオンアトラクション閉鎖
ライオンを真近で見ることができる、MGMグランドホテルの無料アトラクション『ライオンハビタット』が1月31日、閉鎖されました。
『ライオンハビタット』は、ベラージオホテルの噴水ショーとならぶ人気アトラクション。
人気なのになぜ閉鎖するかというと、現在MGMホテルでは1億6千万ドルを費やし、カジノフロアや客室を改装する『Grand Renovation』プロジェクトが進行中。
アトラクションの閉鎖もこのプロジェクトの一環で、改装後跡地は、巨大ナイトクラブに取り込まれる予定です。
最終日はオフシーズンの平日ということもあり、観客はそれほど多くなく、やや淋しい感じが。。。
閉園時間少し前には、MGMの従業員がお別れに来ていました。
アトラクション閉鎖とかは人間の都合の話。ライオンはそんなこと全くおかまいなく、いつものようにマイペースで遊んだ後、しばらくお休みタイム。でも、閉園時間がせまると、野生のカンでむっくり起きだし
午後7時、閉園時間に。ライオンたちは別れの挨拶をするでもなく、「また明日ねー」という感じで帰っていきました。
そしてライオン舎には誰もいなくなった
『Lion Habitat』(ライオン・ハビタット)
1999年オープン。総工費900万ドル
ライオンはMGM社が所有しているのではなく、ライオンがふだん暮らしている飼育場のオーナーの所有。
ライオンは、ラスベガス郊外の飼育場でオーナーやトレーナーと一緒に住んでいて、およそ20頭がローテーションを組み、毎日2回2頭づつライオン・ハビタットに出勤していました。閉鎖後も、引き続き飼育場で過ごします。
この飼育場にはライオン40頭が飼われており、アトラクション閉鎖後、飼育場を公開する計画のようですが、一般にも公開するのか、プライベートなグループだけ受け入れるのかはまだ未定のようです。
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